ハカス語

話される国・地域

  • ロシア

作成者

  • 高島尚生

話者

  • アレフチーナ・イディメシェヴァ

ハカス語について

ハカス語はチュルク諸語北東語群に属しており,ロシア連邦ハカス共和国の基幹民族であるハカス民族の母語である.ハカス民族はハカス共和国の他,主に隣接するクラスノヤルスク地方やケメロボ州,トゥバ共和国などに暮らしており,ロシア連邦内に約6万人が住んでいる.ハカス語の方言は,サガイ方言(主としてアス・キス地区とタシュトゥプ地区北部-自称「サガイ(族)」),ベリティル方言(主としてアス・キス地区ウスチ・キンドゥルラ村とウスチ・ソス村,ウスチ・タシュトゥプ村,チラン村,小モノク村,タシュトゥプ地区アルバトゥ村に住む),コイバル方言,カチン(ハース)方言(主としてウスチ・アバカン地区とシラ地区-自称「ハース(族)」),クズル方言(主としてシラ地区とオルジョニキーゼ地区,クラスノヤルスク地方ウジュル地区とシャルポフ地区-自称「フジュル・キジ」),ショル方言(主としてタシュトゥプ地区上流マトゥル村,下流マトゥル村,アンジュリ村,クズル・スグ村に住む自称「ショル(族)」)とに分かれる.現代ハカス語は上記方言を話す種族の言語を基にして1つの標準語を形成していった.主にカチン(ハース)方言とサガイ方言を基にして標準語を形成しているが(とくに1950年代はカチン(ハース)方言),1990年代以降はサガイ方言が標準語の中心となっている. このレッスンは2023年度言語研修「ハカス語」で用いた以下の教材に基づいて構成されています。 高島 尚生. 2024. 『2023年度言語研修「ハカス語」研修テキスト2 ハカス語入門』. 府中: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所. 写真:Никита Киргинеков,Альбина Чистогашева

登録日:2026/3/31

最終更新日:2026/3/31

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