ジンポー語
話される国
ミャンマー
作成者
倉部慶太
話者
ルオン ロイムンマイ グムラッザウ
話される国
ミャンマー
作成者
倉部慶太
話者
ルオン ロイムンマイ グムラッザウ
ジンポー語は、ミャンマー北部カチン州、中国雲南省徳宏傣族景頗族自治州、インド北東部アッサム州などで話される言語です。この言語は、ミャンマーの少数民族であるカチン人の言語の1つです。カチン人は言語的に多様な人々であり、カチン社会では互いに通じないほど異なる多くの言語が話されています。ジンポー語は、カチンの共通語として通用しており、カチンの人々を結びつける1つの紐帯の役割を担っています。そのため「カチン語」という名称でも知られています。カチン人は中国では景頗族として知られています。 言語系統的に、ジンポー語はシナ・チベット語族チベット・ビルマ語派に属し、中国語、ビルマ語、チベット語、カレン語、羌語、西夏語などを含む、250以上の言語と共通の祖先を有しています。ジンポー語は、地理的にチベット・ビルマ語圏の中心に位置しており、この言語群の言語多様性の中心に位置すると言われることもあります。ジンポー語は、ほかの東南アジア大陸部諸語とも多くの接点を持ち、同地域に広く見られる言語特徴を示します。類型的・地域的に重要な特徴として、声調と発声、重複と複合、OV語順、主格・対格型格配列、示差的目的語標示、動詞連続、アスペクト・ムードの卓立、主題の卓立、文法的体言化、精巧表現とサイコ・コロケーションなどがあげられます。 このコースは2019年度言語研修「ジンポー語」で用いた以下の教材のうち(1)と(2)に基づいて構成されています。 (1) 倉部慶太. 2020. 『ジンポー語文法入門』. 府中: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所. (2) 倉部慶太. 2020. 『ジンポー語読本』. 府中: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所. (3) 倉部慶太. 2020. 『ジンポー語用例辞典』. 府中: 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所.
登録日:2021/07/16
最終更新日:2021/07/16
レッスン1発音と文字
レッスン2あいさつと関連表現
レッスン3それはココヤシの実です
レッスン4元気です
レッスン5私は豚肉のおかずが好きではありません
レッスン6ご飯を食べましたか
レッスン7ミッチーナーに行きます
レッスン8何の仕事をしていますか
レッスン9私は10 冊くらい持っています
レッスン10マナウ広場に行きたいです
レッスン11この近くにヒスイを売っている店はありますか
レッスン12ヒョウタンは揚げて食べるとおいしい
レッスン13お腹が痛いので仕事に行きません
レッスン14これはこれよりよい
レッスン15アツィ語が話せます
レッスン16笛が好きです
レッスン17犬にかまれた
レッスン18ジンポー語を勉強しに来たのです
レッスン19このロンジーはいくらですか
レッスン20傘を持たずに出てきてしまった
レッスン21車が壊れてしまったようだ
レッスン22まだ帰りたくない